アーキブックコスト

アーキブック指数とは|建設用語集

〖アーキブック指数〗
〖ARCHIBOOK Construction Cost Index〗

「アーキブック指数」とは、弘文社が公表する全国の非木造建物を対象とした建築コスト指数の一種。

一般に建築コスト指数は、「特定の建設市場における建築コストの水準」を表した指数であり、地域、規模、用途、構造、グレードなどによって分類された建設市場におけるコスト水準の傾向や変動を把握するために用いられる。

アーキブック指数は、建築コストを構成する直接工事費と、その内訳である建築工事費、躯体工事費、仕上工事費、設備工事費、電気設備工事費、衛生設備工事費、空調設備工事費、昇降機設備工事費の観点から、全国における非木造建物を対象として、2020年からの四半期および年次指数で公表されている。

この指数は、発注者、設計者、施工者等への調査票・ヒアリングに基づいて作成される。四半期ごとに実施される調査・ヒアリングの結果を統計的に分析・評価し、ヒアリング内容も踏まえて指数化することで、特注品、新素材・新商品、設備協力会社等の経費上昇分など、既存の物価指数だけでは織り込まれにくい建築コストの変動を反映することを目的としている。

主な用途としては、建設プロジェクトにおける予算策定、物価スライド協議、変更協議、変更契約価格の算定、予定価格の妥当性確認などがある。実勢に見合った適正な予定価格の設定や、関係者間での合理的かつ透明性の高い合意形成を図るための参考指標として用いられる。

なお、アーキブック指数は建築コストの水準を示す指数であり、建設会社の利益や請負リスクなどを含む建築プライス指数とは異なる。また、個別プロジェクトの工事費、契約価格、事業収支、将来の物価動向を保証するものではない。

建築コストの動向レポート|2026年4月(春版)によると、2020年12月から2026年3月までの全国における非木造建物の直接工事費は66.6%、建築工事費は42.8%、設備工事費は122.0%上昇している。特に設備工事費の上昇が大きく、空調設備工事費や昇降機設備工事費では2023年以降に急激な上昇が見られる。

参考
□建築コスト指数とは|建設用語集
□ 最新の建築コスト指数Excelデータのダウンロードはこちら
□ 最新の建築コスト動向レポートはこちら

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2016.7.19
「アーキブック」をリリースしました。