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歩掛とは|意味・人工・積算での使い方|建設用語集

【歩掛】
歩掛とは、建設工事において、一定の施工量を完成させるために必要な労務、材料、機械などの標準的な所要量をいう。

読み方は「ぶがかり」である。

例えば、1㎡を施工するために必要な人工、1tを据え付けるために必要な作業員数、1箇所を施工するために必要な機械時間などが歩掛にあたる。

歩掛の考え方
歩掛は、工事費の積算において重要な役割を持つ。

労務費を算定する場合は、一般的に次の考え方で計算する。

労務費 = 労務単価 × 歩掛 × 数量

この場合の歩掛は、単位施工量当たりに必要となる人工を示す。たとえば、ある作業について1㎡当たり0.05人工が必要で、施工数量が1,000㎡であれば、必要人工は50人工となる。

標準歩掛とは
標準歩掛とは、標準的な施工条件を前提として設定された歩掛をいう。

国土交通省の土木工事標準歩掛では、全国の施工実態調査に基づき、施工に要する標準的な労務、材料、機械等の所要量が設定されている。

公共建築工事では、公共建築工事標準単価積算基準などが積算の基準として用いられる。

注意点
歩掛は、どの現場にもそのまま当てはまる固定値ではない。

現場条件、施工場所、作業時間帯、施工規模、仮設条件、搬入条件、必要技能、天候リスクなどによって、実際に必要な人工は変わる。

そのため、労務費に関する基準においても、公共工事設計労務単価に単純な歩掛を掛けるだけでなく、施工条件・作業内容等に照らして適正な歩掛を用いることが重要である。

実務上のポイント
歩掛が過小に設定されると、必要な人工が見積に反映されず、労務費不足や赤字工事の原因となる。

一方、歩掛を実態に即して設定すれば、必要な労務費を見積書上で説明しやすくなり、発注者・元請・下請間の価格交渉の根拠にもなる。

詳しい解説はこちらから↓
労務費に関する基準とは?建設業法改正で労務コストはなぜ上がるのか|上昇率シミュレーション付き

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2016.7.19
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