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デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング|デベロッパーランキング【2020年版】

【主要デベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキング|2020年版】
国内の主要なデベロッパーの状況を業績などから把握する「デベロッパーランキング」、今回はデベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキングについて2020年3月期決算における各社の分譲マンション売上戸数をベースに紹介します。

デベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキング
一般的にデベロッパーはタイプ別で分類されることを踏まえて、今回は下記に示す観点より具体的に紹介していきます。

  • 1. デベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキング

  • 2. 総合デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング

  • 3. マンションデベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング

  • 4. その他デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング

  • 5. デベロッパータイプ別の分譲マンション売上戸数比較

  • 参考|データ一覧


  • 1. デベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキング


    まず、デベロッパー20社で見た場合、プレサンスコーポレーションが5588戸と分譲マンションの売上戸数が最も多いデベロッパーとなりました。また、住友不動産、野村不動産、三菱地所がそれぞれ5413戸、4269戸、3214戸とプレサンスコーポレーションに続いています。(下図参照)


    デベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキング


    一方、分譲マンションの売上戸数が最も少なくなったデベロッパーはフジ住宅で14戸、続いて三栄建築設計、ゴールドクレスト、コスモスイニシアが152戸、294戸、325戸となっています。なお、20社における平均の売上戸数は1895戸でした。

    2. 総合デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング


    次に、総合デベロッパー6社で見た場合、住友不動産が5413戸と分譲マンションにおける売上戸数が最も多いデベロッパーとなりました。そして野村不動産、三菱地所、三井不動産、東急不動産、東京建物がそれぞれ4269戸、3214戸、3194戸、1680戸、1316戸と続いています。(下図参照)


    総合デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング


    これより、総合デベロッパーは上位4社における水準が3000戸を上回り、高い水準にあることが分かります。なお、総合デベロッパー6社の平均は3181戸となっていますが、この水準は三菱地所と三井不動産と概ね同等の水準になっていることが読み取れます。

    3. マンションデベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング


    続いてマンションデベロッパー10社における分譲マンションの売上戸数を見てみると、プレサンスコーポレーションが5588戸と最も売上戸数の多いマンションデベロッパーとなりました。FJネクスト、タカラレーベン、穴吹興産がそれぞれ2555戸、1955戸、1920戸と続いていますがプレサンスコーポレーションの水準が顕著に高い水準にあることが分かります。(下図参照)


    マンションデベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング


    一方、分譲マンションにおける売上戸数が最も少なくなったマンションデベロッパーはゴールドクレストで294戸でした。そして、コスモスイニシア、日神グループ、日本エスコンが325戸、603戸、648戸と続いています。なお、マンションデベロッパー10社における平均の分譲マンション売上戸数は約1574戸で穴吹興産とフージャースの間に位置していることが読み取れます。

    4. その他デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング


    さらに、その他デベロッパー4社を見てみると、分譲マンションの売上戸数が最も多くなったデベロッパーは飯田グループで1951戸でした。オープンハウス、三栄建築設計、フジ住宅が949戸、152戸、14戸と続いています。(下図参照)


    その他デベロッパーの分譲マンション売上戸数ランキング


    なお、その他デベロッパー4社における平均の分譲マンション売上戸数は約767戸となっています。

    5. デベロッパータイプ別の分譲マンション売上戸数比較


    ここで、デベロッパータイプ別の観点から分譲マンションの売上戸数について比較してみると、総合デベロッパー6社の平均は3181戸、マンションデベロッパー10社の平均は1574戸、その他デベロッパー4社の平均は767戸となっています。これより、平均的な分譲マンション売上戸数の観点で見た総合デベロッパーの規模はマンションデベロッパーに対して約2.0倍、その他デベロッパーに対しては約4.2倍の大きさであることが読み取れます。(下図参照)


    デベロッパータイプ別の売上高比較


    同様の観点でマンションデベロッパーはその他デベロッパーに対して約2.1倍の規模となっています。また、デベロッパー20社の分譲マンションにおける平均売上規模は1895戸でした。

    参考|データ一覧


    最後に、今回対象としたデベロッパー20社と採用されたデータについて、参考として一覧表で以下に紹介します。

    【対象としたデベロッパー20社】
    デベロッパータイプ会社名
    総合デベロッパー三井不動産 三菱地所 住友不動産 東急不動産 野村不動産 東京建物
    マンションデベロッパータカラレーベン プレサンスコーポレーション コスモスイニシア 日神グループ 穴吹興産 FJネクスト 明和地所 フージャース 日本エスコン ゴールドクレスト
    その他デベロッパー飯田グループ オープンハウス フジ住宅 三栄建築設計


    【デベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキング|データ一覧】
    会社名分譲マンション売上戸数(連結)デベロッパータイプ
    プレサンスコーポレーション5588戸マンションデベロッパー
    住友不動産5413戸総合デベロッパー
    野村不動産4269戸総合デベロッパー
    三菱地所3214戸総合デベロッパー
    三井不動産3194戸総合デベロッパー
    FJネクスト2555戸マンションデベロッパー
    タカラレーベン1955戸マンションデベロッパー
    飯田グループ1951戸その他デベロッパー
    穴吹興産1920戸マンションデベロッパー
    東急不動産1680戸総合デベロッパー
    東京建物1316戸総合デベロッパー
    フージャース1057戸マンションデベロッパー
    オープンハウス949戸その他デベロッパー
    明和地所797戸マンションデベロッパー
    日本エスコン648戸マンションデベロッパー
    日神グループ603戸マンションデベロッパー
    コスモスイニシア325戸マンションデベロッパー
    ゴールドクレスト294戸マンションデベロッパー
    三栄建築設計152戸その他デベロッパー
    フジ住宅14戸その他デベロッパー
    総合デベロッパー6社平均3181戸総合デベロッパー6社
    マンションデベロッパー10社平均1574戸マンションデベロッパー10社
    その他デベロッパー4社平均767戸その他デベロッパー4社
    デベロッパー20社平均1895戸デベロッパー20社
    出典|有価証券報告書、決算短信等に基づいて作成(2020年3月末時点)
    注)値は「連結」に基づく。

    以上のように、今回は「デベロッパーランキング」として、国内の主要なデベロッパー20社の分譲マンション売上戸数ランキングについて紹介しました。

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