建設需要とは|建設用語集
【建設需要】
「建設需要」とは「発注者による建設工事の発注意欲」を指す総称。
一般に「建設需要」は工事の種類や内容などによって分類されるが、大きくは建築需要と土木需要に分けられ、その中で「新設/修繕・更新・改修」「用途」「民間/公共」「地域別」「構造別」などに分類される。
「建設需要」は受注高に基づいた金額をベースに、その規模を把握することが多い。
例えば、2020年の国内における受注高ベースでみた「建設需要」は下記概要の通り。
【受注高ベース】
① 全体で約53兆7650億円
② 約68%が建築、32%が土木の需要
③ 約68%が民間、32%が公共の需要
④ 民間の建築需要が全体の約57%を占める
参照|建設工事受注動態統計調査(国交省)
「建設需要」は建設投資と混合して用いられる場合があるが、「建設需要」が発注意欲を表す発注時点における受注高をベースとしている一方、建設投資は着工後の出来高をベースとしている点で異なる。
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・建設需要とは?
・建設需要を把握する3つのアプローチとは?
・「統計データ」を活用した建設需要の把握
・建設需要の傾向を把握する考え方
・建設需要の「影響要因」とは?
【関連ワード】
手持ち工事高、繰越高、未消化工事高、完成工事高、施工高、出来高、受注高、建設投資、土木需要、非住宅建築需要、住宅建築需要、建築需要、建設需要