未消化工事高とは|建設用語集
【未消化工事高】
「未消化工事高」とは契約済みの建設工事における請負金額のうち、未着手の工事に相当する金額分を指す。手持ち工事高や繰越高と概ね同様の意。
従来は国交省の調査における用語として使われていたが、同省では平成27年3月分調査より「未消化工事高」の名称を手持ち工事高へ変更している。
「未消化工事高」を把握できる統計データとしては国交省による「建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)」や「建設総合統計」がある。
例えば、2023年5月末時点での「未消化工事高(手持ち工事高)」は建設市場全体で約38.4兆円となり、そのうち約37.5%を公共の土木工事が、35.5%を民間の建築工事が占めてる。
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【関連ワード】
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