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見積合わせとは|建設用語集

【見積合わせ】
工事や設計業務等を発注する際、発注先となる業者を決める発注方式の一つ。
「見積合わせ」は随意契約の一種で、特定の業者について技術水準、工事消化能力、資産、陣容、信用状況、手持工事の繁閑の度合いなど、工事の品質や契約の履行に関係する項目を十分調査し適当と判断した複数の業者より見積を徴集し、その金額の大小、見積内容などをみたうえで最も適当と思われる業者を選ぶ方法。

指名競争入札と同じような方法であるが、その手続きについて一定の形式をもたない点が異なる。例えば、競争入札は全ての入札者の面前で開札して一定条件を備えていれば必ず最低額の入札者が落札するというルールによる。一方、見積合わせの場合は必ずしも同一の時点で見積りを徴するとは限らず、場合によっては見積条件が異なる場合もある。

最終的には見積りの内容と建設業者の能力や信頼度を総合的に評価して判断するものであって、必ず最低額の見積りを提出した業者に決めるとは限らない。

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2016.7.19
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