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オープンブック方式とは|建設用語集

【オープンブック方式】
【Open Book】
オープンブック方式とは工事や設計業務等を発注する際、発注先となる業者を決める発注方式の一つ。

オープンブック方式は元請業者が発注者に対して、専門工事業者への発注金額など全てのコストに係る情報を開示し、その内容について発注者または第三者が精査する方式。

この方式の特徴は、分離発注方式の考え方をベースとしている為、コスト縮減が期待できる点に加え、元請業者のマネジメント力を活かすことができる点、さらには全てのコストが明らかにされることでコストの透明性が確保できるようになり、投資家や関係者に対してのコスト説明責任を果たせる点が挙げられる。

オープンブック方式を採用した場合の契約方式としては実費精算契約(コスト・プラス・フィー契約)が一般的であるが、この場合、最終的な工事金額の上限が確定しないリスクが発注者側に残る為、工事費の上限が保証されるGMP(最大保証金額)を設定した目標コスト契約が採用される場合もある。

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契約方式総価請負契約実費精算契約(コスト・プラス・フィー契約)目標コスト契約GMP(最大保証金額)

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2016.7.19
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