発注方式とは|建設用語集
【発注方式】
【Procurement Approach】
建設プロジェクトにおいて工事や設計業務等を発注する際に採用する方式の総称。
「発注方式」という用語に明確な定義は無く、例えば、競争入札や随意契約のように「業者選定プロセス(手続き)」を指す場合もあれば、設計施工分離発注方式や設計施工一括発注方式のように「工事・業務の範囲」と併せ「プロジェクト実施体制」を指す場合、さらには総価請負契約や目標コスト契約のように「契約方式・契約条件」を指す場合もある。
つまり、実際のプロジェクトにおける「発注方式」は「業者選定プロセス」「工事・業務の範囲」「プロジェクト実施体制」「契約方式・契約条件」といった観点に基づいた各種方式が相互に組み合わさり多種多様である。
また、これらの方式は各々で特徴が異なる為、組み合わせによるメリット・デメリットを把握した上でプロジェクトの目的や状況に合わせ最適な「発注方式」が検討・採用される。
従来は競争入札によって設計施工分離発注方式と総価請負契約を組み合わせた方式が広く採用されてきたが、近年では建設マネジメントの普及により多様な「発注方式」が活用されている。
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【関連ワード】
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契約方式、総価請負契約、実費精算契約(コスト・プラス・フィー契約)、目標コスト契約、GMP(最大保証金額)