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設計施工一括発注方式とは|建設用語集

【設計施工一括発注方式】
工事や設計業務等を発注する際、発注先となる業者を決める発注方式の一つで「設計施工一貫発注方式」とも呼ばれる。
「設計施工一括発注方式」は設計及び施工の両方を単一業者に一括して発注する方式。

この方式の特徴は主に下記の点がメリットとして挙げられる。
① 一括発注することで設計・施工責任を一元化できる点
② 事業期間を短縮できる点
  ・設計者と施工者の選定が同時に一度で済む
  ・設計から施工への移行がスムーズ
③ 建設会社の技術力を設計に反映することができる点
④ 基本設計に入る前に工事契約価格を決定できる点

業者選定の方法は一般に設計与条件と性能仕様書をベースに提案入札(設計提案と価格提示)により競争して業者を選出する方法である為、発注者の要求性能条件や発注仕様書が十分に整備されていない場合には競争性が機能しない可能性がある。

DB方式(デザインビルド方式)が実施設計と施工を一括で発注するのに対して、「設計施工一括発注方式」は基本設計、実施設計、施工を一括で発注するが、用語としては両者を同様の意味として用いられる場合が多い。

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